株式会社ウッド・マイスターは、1935年(昭和10年)に初代杉山吉廣が前身である杉山木工を創業してから、90年の節目の年を迎えます。これもひとえに、長年にわたりご支援・ご愛顧いただいた皆様のお蔭であり、心より感謝申し上げます。
この90年間、戦中・戦後の混乱、オイルショック、バブル崩壊、リーマンショック、東日本大震災、そしてコロナ禍、数多くの困難を乗り越えてきました。その中で、指物、仏壇、イス・テーブル、3D木工と時代のニーズに合わせ、技術、製品を進化させ続けてきたことを誇りに思っております。
私たちは「木製品を通して、お客様に温もりの空間や、癒しの時間、くつろぎや安らぎを提供する」という想いを軸に、さまざまな挑戦と変革を重ねてまいりました。
また、「会社が一番大切にしなければならないものは社員である」という考え方ももう一つの大きな軸です。皆様に信頼される技術や、皆様からの信頼に応えてきた社員の献身的な努力の結果が長年愛されるモノづくりに繋がったと考えます。
これからも、社員一同、皆様の信頼にお応えできるよう、より一層の努力を重ね、次の10年、100年企業に向けて邁進してまいります。皆様とともに歩む未来に、さらなる成長と発展を期待しつつ、引き続きご指導・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
末筆ではございますが、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げ、90周年のご報告とさせていただきます。
代表取締役 杉山 豪