3D・CADによってつくられた三次元の製品形状から、3D・CAMによってデータを作り、NCルーターで加工します。本来職人の手でひとつひとつ行っていた加工を3D・CAD/CAMを駆使することにより、今までは作る事が難しかった形状も高精度で切削でき、なおかつ短時間で量産できるようになりました。図面がなくとも、簡単なスケッチから形状を起こすことも可能です。木の持つ特性を考慮しながら、精密さが要求される製品も高い精度で設計します。 |
刃物の動きを空間(X軸・Y軸・Z軸)で制御する3軸に傾斜軸、旋回軸の2軸を加えた5軸を同時に制御する最新のNCルーターにより、高度で複雑な加工が可能です。 また、その他の設備として同時3軸制御NCルーター3基と、 その他木工凡用機約20台があります。 |
木材は金属やプラスチックと違い、 もともとの材料の大きさが限られていたり、木目の方向によって強度が弱くなったりします。 そのため、木部と木部をつなぎ合わせることが重要となります。 この接合を仕口といい、中でも釘やネジ、その他の金具を使わない接合を木組みといいます。 弊社は日本古来の木組みの技術を応用し、 最新の機械を使って接着強度の高い優れた仕口技術を保有しております。 |
対象物の凸凹や丸みを3Dスキャンし、3D・CAD化します。 図面がなくとも、実物から3Dデータを作り高精度で加工することが可能です。 また三次元測定機としても使用することができます。 *3Dスキャンは協力工場にて行っております。 |
レーザー加工機を用いて、木材を切り抜き彫刻加工が可能です。 |
木材へのカラー印刷が可能です。 (最大作図範囲:300×420mm)通常のインクジェットプリントとは異なり、白色を使うことができるので表現豊かな印刷ができます。*インクジェットプリントは協力会社にて行っております |
シルクスクリーン印刷とは、インクが通過する穴と通過しない部分を作った「版」を製版し、その版にインクを乗せて品物に印刷する印刷方法です。色の数だけ版が必要になります。 メリットは、加工後の品物(木や鉄、瓶、綿素材の物や化学繊維の品物)に印刷できることです。また、品物にダイレクトに印刷できるのでシール等の剥がれの心配が少なく、紫外線での色落ちも少ないのも特徴です。 デメリットは、凹凸や曲面がある品物や、版の数を増やすことで色の数を増やすので写真のようなフルカラー印刷に向いていないことです。 *シルクスクリーン印刷は協力工場にて行っております。 |